
全員必要!?骨盤底筋トレーニングはなぜ大事?
2026年09月28日 06:39
「最近トイレが近い」「急に強い尿意がくる」「くしゃみをすると少し漏れる」。そんな変化が気になっていませんか?
骨盤底筋は、排尿をコントロールするうえで大切な筋肉です。ただし、ポイントは単純に「強く鍛える」ことだけではありません。症状によっては、締める・支える・そして適切に緩めることまで考える必要があります。
骨盤底筋は何のためにある?
骨盤底筋とは、骨盤の底にあり、膀胱や直腸などを支え、排尿や排便のコントロールにも関わる筋肉群です。
咳やくしゃみをしたときには尿が漏れないように働き、排尿するときには適切に緩む必要があります。
つまり骨盤底筋に必要なのは、単純な「筋力」だけではありません。
締める・支える・必要なときに緩める。
この一連の働きが重要です。
骨盤底筋を鍛える意味とは?
骨盤底筋トレーニングは、特に咳、くしゃみ、運動などで尿が漏れる「腹圧性尿失禁」に対する代表的な保存的治療です。
また、突然強い尿意が起こる場合には、骨盤底筋を上手に収縮させて尿意が落ち着くのを待つ「尿意切迫感への対処」に役立つことがあります。
大切なのは、症状によってトレーニングの目的が違うことです。
「トイレが近い=骨盤底筋が弱い」とは限りません。
「急にトイレ!」は過活動膀胱かも?
過活動膀胱とは、突然我慢しにくい強い尿意「尿意切迫感」を中心に、頻尿や夜間頻尿などを伴う症候群です。
「水を見ると急にトイレに行きたくなる」
「帰宅して玄関に着くと我慢できない」
「外出すると、まずトイレの場所を確認してしまう」
こうした症状も過活動膀胱でみられることがあります。
ただし、頻尿の原因は過活動膀胱だけではありません。尿路感染症、糖尿病、多尿、薬剤、前立腺の病気など、別の原因が隠れていることもあります。
血尿、排尿時の痛み、発熱、尿が出にくいなどの症状がある場合は、自己判断せず医療機関へ相談しましょう。
過活動膀胱は「骨盤底筋だけ」で治療するわけではありません
過活動膀胱の治療では、症状や原因に応じて複数の方法を組み合わせます。
代表的なのは、排尿間隔を少しずつ調整する「膀胱訓練」、骨盤底筋トレーニング、飲水量やカフェインなど生活習慣の見直しです。
必要に応じて、過活動膀胱に対する薬物療法も検討します。
つまり、
「骨盤底筋を鍛えれば全部解決する」わけでも、「薬を飲むしかない」わけでもありません。
現在の症状を整理し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
鍛えすぎにも注意
骨盤底筋は「強ければ強いほどよい筋肉」ではありません。
骨盤周囲の痛みや排尿しにくさなどがある方では、骨盤底筋がうまく緩められていないケースも考えられます。
そのような場合に、自己流でひたすら締めるトレーニングを続けることが適切とは限りません。
痛みを伴う場合や「締める感覚・緩める感覚がよく分からない」という場合は、一度医療者に相談することをおすすめします。
藤沢ソーマクリニックの骨盤底筋ケア
藤沢ソーマクリニックでは、「トイレが近い」「急な尿意がある」「尿漏れが気になる」といった症状について、まず原因を考えることを大切にしています。
過活動膀胱が疑われる場合には、症状や排尿状態を確認し、生活指導、膀胱訓練、骨盤底筋ケア、必要に応じた薬物療法などを検討します。
また、骨盤底筋へのアプローチの選択肢として、自由診療の骨盤底筋チェアもご用意しています。
骨盤底筋チェア:30分 3,300円(税込)
骨盤底筋チェアはすべての頻尿・尿漏れに適しているわけではなく、症状によっては先に診察や検査、別の治療が必要です。治療回数は症状や目的により異なります。刺激による違和感などが生じる可能性があり、体内に医療機器や金属がある方などは使用できない場合がありますので、事前に確認します。
「年齢だから」と決めつけないでください
トイレの回数や尿漏れは、人に話しにくい悩みです。
しかし、外出を控えたり、夜何度も起きて睡眠不足になったりするほどであれば、生活の質にも影響します。
藤沢駅南口から徒歩2分の藤沢ソーマクリニックでは、頻尿、急な尿意、尿漏れなどについてご相談いただけます。
「骨盤底筋を鍛えたほうがいいの?」
「過活動膀胱なのか知りたい」
「薬以外の方法も知りたい」
そんな段階でも構いません。
まず症状の原因を整理して、自分に合ったケアを一緒に考えていきましょう。