
海外渡航、ワクチンはどうしたらいい?
2026年10月24日 04:59
海外旅行前に必要なワクチンとは?渡航先別の予防接種を解説
海外旅行や留学、海外赴任が決まったとき、「ワクチンは何を打てばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
海外渡航前に必要な予防接種は、行き先や滞在期間、現地での活動によって異なります。今回は、渡航前に知っておきたいワクチンの種類や接種時期について、わかりやすくご紹介します。
海外渡航ワクチンとは?
海外渡航ワクチンとは、海外での感染症を予防したり、重症化のリスクを減らしたりするために、渡航前に検討する予防接種です。
海外には、日本より感染リスクが高い病気や、特定の予防接種証明書が入国条件となる国・地域があります。
ただし、海外に行く方全員が同じワクチンを接種する必要はありません。
渡航先、滞在期間、旅行スタイル、年齢、これまでの接種歴などを確認して判断します。
海外旅行前に検討したい主なワクチン
代表的なワクチンをご紹介します。
① A型肝炎ワクチン
汚染された食べ物や飲み水などから感染するA型肝炎を予防します。アジア、アフリカ、中南米など、衛生環境に注意が必要な地域へ行く方に検討されます。
② B型肝炎ワクチン
血液や体液を介して感染するB型肝炎を予防します。長期滞在や現地で医療を受ける可能性がある方などで検討します。
③ 破傷風ワクチン
傷口から感染する破傷風を予防します。屋外活動や長期滞在を予定している方は、過去の接種歴を確認しましょう。
④ 狂犬病ワクチン
犬や猫などの動物との接触によって感染する狂犬病を予防します。流行地域で動物と接する機会が多い方や、医療機関へのアクセスが難しい地域に行く方などで検討します。
⑤ 麻しん・風しんワクチン
麻しん(はしか)や風しんへの免疫が十分でない場合、海外渡航前に接種を検討します。国内外で感染が報告されているため、接種歴の確認が大切です。
⑥ その他のワクチン
渡航先によって、日本脳炎、髄膜炎菌、ポリオ、腸チフス、黄熱などのワクチンが検討されることもあります。
黄熱ワクチンは指定された接種機関での対応が必要です。
ワクチンはいつから準備すればいい?
できれば出発3か月以上前からの準備がおすすめです。
ワクチンによっては、十分な免疫を得るために複数回の接種が必要です。
接種間隔を空ける必要がある場合もあるため、旅行が決まったら早めに相談しましょう。
出発まで時間がない場合も、接種可能なワクチンや日程について確認することができます。
接種前に確認しておきたいこと
医療機関へ相談する際は、次の情報を整理しておくとスムーズです。
・渡航先の国や地域
・出発日と滞在期間
・旅行、留学、赴任などの目的
・現地での活動内容
・過去の予防接種歴
・持病、アレルギー、妊娠の可能性など
母子健康手帳や予防接種記録があれば、ぜひお持ちください。
ワクチン接種後には、注射した部分の痛みや腫れ、発熱、倦怠感などが生じることがあります。まれに重いアレルギー反応が起こることもあるため、体調や既往歴を確認して接種を判断します。
よくあるご質問
Q. 海外旅行なら必ずワクチンが必要ですか?
A. すべての旅行で追加接種が必要なわけではありません。渡航先の感染症リスクや入国条件、これまでの接種歴によって異なります。
Q. 出発まで1か月しかありません。間に合いますか?
A. ワクチンによっては接種できる場合があります。ただし、複数回接種が必要なものもあるため、早めに医療機関へ相談しましょう。
Q. ワクチンは保険適用ですか?
A. 海外渡航を目的とした予防接種は、原則として自由診療です。費用はワクチンの種類や接種回数、医療機関によって異なります。
藤沢ソーマクリニックでもご相談いただけます
海外旅行、留学、海外赴任前の予防接種について、藤沢ソーマクリニックでもご相談いただけます。
渡航先や接種歴、ご希望の日程などを確認し、必要なワクチンについてご案内します。
ワクチンの種類によっては取り寄せや複数回の通院が必要となり、当院で対応できないものは専門の接種機関をご案内する場合があります。
接種可能な種類、費用、予約方法については、事前にお問い合わせください。
藤沢ソーマクリニック
神奈川県藤沢市/藤沢駅南口徒歩2分
海外へ出発する前に、ご自身に必要な予防接種を確認しておきませんか?
「何を接種すればいいかわからない」という段階からでも、お気軽にご相談ください。