
ペインクリニックはなにをしてくれるの?
2026年03月19日 06:14
ペインクリニックの役割とは?整形外科・内科との違いを専門医が解説
藤沢ソーマクリニック
「痛みがなかなか治らない」「どの診療科に行けばいいのかわからない」――そのようなお悩みを抱えていませんか。痛みは単なる症状ではなく、身体からの重要なサインです。本記事では、ペインクリニックの役割と、整形外科や内科との違いについて、医学的にわかりやすく解説します。
ペインクリニックとは何か
ペインクリニックとは、「痛み」を専門的に診断・治療する診療分野です。特に麻酔科医が中心となり、神経ブロックや薬物療法、生活指導などを組み合わせて、慢性的な痛みの改善を目指します。
対象となる痛みは多岐にわたります。
・肩こり、腰痛、坐骨神経痛
・頭痛、片頭痛
・帯状疱疹後神経痛
・線維筋痛症
・がん性疼痛 など
単に痛みを抑えるだけでなく、「なぜ痛みが続くのか」という原因にアプローチするのが特徴です。
整形外科との違い
整形外科は、骨・関節・筋肉などの「構造的な異常」を診る診療科です。レントゲンやMRIなどの画像検査をもとに、骨折、椎間板ヘルニア、変形性関節症などを診断し、手術やリハビリを行います。
一方で、画像上は大きな異常がないにもかかわらず痛みが続くケースも少なくありません。
このような場合、神経の過敏化や痛みの伝達異常が関与していることがあります。
ペインクリニックでは、神経ブロックや薬物療法を用いて、痛みの伝達経路そのものにアプローチします。つまり、「構造」ではなく「機能」に注目した治療といえます。
内科との違い
内科は、全身の臓器や代謝、生活習慣病などを幅広く診る診療科です。例えば、糖尿病や高血圧、感染症などの管理を行います。
痛みに関しても、内科では原因疾患(炎症や内臓疾患など)を特定し、その治療を行います。しかし、慢性的な痛みや原因が複雑に絡み合っているケースでは、単一の疾患だけでは説明できないこともあります。
ペインクリニックでは、身体的要因に加え、心理的ストレスや生活習慣なども含めて総合的に評価し、痛みの背景全体にアプローチします。
痛みは「複合的」に起こる
重要なのは、「人の体はひとつであり、原因は複合的である」という視点です。
例えば腰痛ひとつとっても、
・筋肉の緊張
・姿勢の悪さ
・運動不足
・ストレス
・睡眠の質の低下
・生活習慣病
これらが複雑に絡み合っていることが多くあります。
つまり、単一の診療科だけで完結しないケースが多く、「部分的な治療」ではなく「全体をみる医療」が重要になります。
藤沢ソーマクリニックの特徴
藤沢ソーマクリニックでは、ペインクリニックの専門性をベースにしながら、内科的視点・生活習慣指導・睡眠医療などを組み合わせた「総合的な診療」を行っています。
・ペインクリニック(神経ブロック、薬物療法)
・生活習慣病の検査・治療
・睡眠時無呼吸症候群の診療
・保健指導による生活改善
痛みだけを切り取るのではなく、「その人の生活全体」を診ることを大切にしています。
まとめ
ペインクリニックは、痛みを専門に扱い、神経や機能の異常にアプローチする診療科です。整形外科は構造、内科は疾患を中心に診るのに対し、ペインクリニックはその両者をつなぐ役割を担います。
そして、痛みの原因は一つではなく、複数の要因が重なっていることがほとんどです。
藤沢ソーマクリニックでは、「人の体はひとつ」という考えのもと、痛み・生活習慣・睡眠などを総合的に評価し、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
「どこに行っても良くならない痛み」でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。