
帯状疱疹の痛み、残る痛みの解決法
2026年04月09日 06:42
帯状疱疹はなぜ痛みが続くのか?―ペインクリニックで相談できる「神経の痛み」
「帯状疱疹の発疹は治ったのに、痛みだけが残る」
「ヒリヒリ、ズキズキ、ピリピリが何週間も続く」
「服が触れるだけでつらい」
このような症状がある場合、帯状疱疹後神経痛の可能性があります。
そしてこの痛みは、ペインクリニックで相談できる痛みです。
帯状疱疹のあと、ペインクリニックでできること
帯状疱疹の痛みは、皮膚の表面だけの問題ではなく、神経そのものが傷ついて起こる痛みに変わっていることがあります。
そのため、市販の痛み止めや一般的な鎮痛薬だけでは改善しにくいことがあります。
ペインクリニックでは、状態に応じて次のような対応を行います。
神経の痛みかどうかの評価
神経障害性疼痛に対する内服治療
痛みの部位や程度に応じた神経ブロック治療
痛みによる不眠や生活機能低下への対応
痛みの慢性化を防ぐための早期介入
つまり、
「発疹は治ったのに痛い」
「皮膚科の治療後も痛みが残る」
という段階で、ペインクリニックが役立つことがあります。
藤沢ソーマクリニックでも、こうした帯状疱疹後の神経の痛みに対する診療を行っています。
そもそも、なぜ帯状疱疹で痛みが続くのか?
帯状疱疹は、水ぼうそうの原因でもある水痘・帯状疱疹ウイルスが、体の中の神経に潜んでいて、加齢や疲労、ストレス、免疫力低下などをきっかけに再活性化して起こります。
この病気の特徴は、皮膚に発疹が出るだけでなく、神経に炎症を起こすことです。
つまり、帯状疱疹の本質は「皮膚の病気」だけではなく、神経の病気でもあります。
そのため、発疹や赤みが落ち着いて見た目が治ったあとも、神経のダメージだけが残り、痛みが続くことがあるのです。
「治ったのに痛い」は、神経障害性疼痛かもしれません
帯状疱疹のあとに残る痛みは、**帯状疱疹後神経痛(PHN)**と呼ばれます。
これは、神経が過敏になり、本来なら痛くない刺激まで痛みとして感じてしまう状態です。
たとえば、こんな症状があります。
服がこすれるだけで痛い
風が当たるだけでヒリヒリする
シャワーがしみる
何もしていなくてもズキズキする
夜になると痛みが強くなる
このような痛みは、一般的な肩こりや腰痛とは異なり、神経障害性疼痛というタイプの痛みです。
厚生労働省やCDCでも、帯状疱疹後に痛みが長く続くことがあると示されています。
痛みが長引きやすい人の特徴
帯状疱疹後神経痛は、特に以下のような場合に長引きやすいとされています。
高齢
発症初期から痛みが強い
発疹の範囲が広い
顔面や肋骨周囲など、神経が敏感な部位に出た
しびれや感覚異常を伴う
治療開始が遅れた
つまり、**「最初から痛みが強い人ほど、早めの痛み対策が重要」**ということです。
皮膚科のあとに、ペインクリニックが必要になることがあります
帯状疱疹では、まず皮膚科などで抗ウイルス薬による早期治療を受けることが大切です。
一方で、その後に
発疹は治ったのに痛い
2〜4週間以上痛みが残る
眠れないほど痛い
日常生活に支障がある
という場合には、“痛みの専門的な治療”が必要な段階に入っていることがあります。
ここで「もう少し様子を見よう」と我慢してしまうと、
神経の過敏状態が固定化し、慢性痛として長引くことがあります。
我慢せず、早めの相談を
帯状疱疹の痛みは、見た目には分かりにくいため、周囲から理解されにくいことがあります。
しかし実際には、
睡眠の質の低下
気分の落ち込み
外出や仕事への支障
食欲や体力の低下
など、生活の質(QOL)全体に影響する痛みです。
だからこそ、
「発疹は治ったのに、まだ痛い」
その時点で、相談する価値があります。
藤沢ソーマクリニックでご相談ください
藤沢ソーマクリニックでは、帯状疱疹後に続く痛みに対して、
ペインクリニックとして神経の痛みの評価・内服治療・ブロック治療の検討を行っています。
ヒリヒリが続く
ピリピリ、ズキズキが取れない
服が当たるだけで痛い
夜眠れない
皮膚科受診後も痛みが残っている
このような方は、帯状疱疹後神経痛の可能性があります。
「治ったのに痛い」には、理由があります。
その痛み、我慢せずに一度ご相談ください。