院長ブログ

6月からCPAP保険適用基準が変わります!

6月からCPAP保険適用基準が変わります!

2026年05月15日 07:04

【2026年6月改定】CPAP治療の保険基準がやさしくなりました

諦めていた方こそ、再検査を

「いびきがひどい」
「昼間の眠気がつらい」
「検査したけれど、CPAPは保険適用にならなかった」

そんな方に、大きな変化があります。

2026年6月から、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対するCPAP(シーパップ)治療の保険適用基準が緩和されます。

これまで“あと少し数値が足りず”治療につながらなかった方でも、保険でCPAP治療を開始できる可能性が広がります。

藤沢ソーマクリニックでも、すでに多くのお問い合わせをいただいています。

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■ そもそもCPAPとは?
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CPAPは、睡眠中に鼻のマスクから空気を送り、気道が塞がるのを防ぐ治療です。

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が何度も止まる病気です。

単なる“いびき”と思われがちですが、放置すると、

・高血圧
・心筋梗塞
・脳梗塞
・不整脈
・糖尿病
・慢性疲労
・集中力低下
・交通事故リスク

などにつながることが知られています。

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■ 2026年6月から何が変わるの?
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今回の改定で大きく変わるのは、

「CPAPを保険で開始できる基準」

です。

【変更前 → 変更後】

● 自宅で行う簡易検査

AHI40以上

AHI30以上

● 精密検査(PSG)

AHI20以上

AHI15以上

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■ AHIってなに?
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AHIとは、

「1時間あたりに呼吸が止まる・浅くなる回数」

のことです。

例えば、

AHI 5以上 → 軽症
AHI15以上 → 中等症
AHI30以上 → 重症

とされています。

つまり今回の改定では、

「中等症〜重症の方が、より早く治療につながる」

ようになったのです。

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■ 今までは“数値が足りない”問題があった
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これまでは、

自宅の簡易検査で

AHI35
AHI32
AHI30台

という“かなりつらい状態”でも、

「保険でCPAPを始めるには基準未満」

として、追加の精密検査が必要になるケースがありました。

しかし今回の改定で、

簡易検査AHI30以上なら、そのままCPAP導入が可能になる方向へ変更されます。

これは、

・忙しくて入院検査が難しい方
・子育て中の方
・働き世代
・“あと少し”で保険適用外だった方

にとって、大きなメリットです。

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■ 「まだ大丈夫」が危険です
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睡眠時無呼吸症候群は、

本人が気づいていないことが非常に多い病気です。

しかし実際には、

・朝起きても疲れている
・会議中に眠い
・血圧が高い
・夜中に何度も目が覚める
・夜間頻尿
・起床時の頭痛
・家族にいびきを指摘される

などのサインが出ています。

特に、

・肥満
・首が太い
・高血圧
・糖尿病
・飲酒習慣
・更年期
・慢性的な疲労感

がある方は注意が必要です。

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■ 藤沢ソーマクリニックの睡眠外来
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藤沢ソーマクリニックでは、

・睡眠時無呼吸症候群の検査
・自宅でできる簡易検査
・CPAP治療
・睡眠改善指導
・いびき相談

を行っています。

「検査が大変そう」

と思われる方も多いですが、自宅で行える簡易検査なら、比較的受けやすくなっています。

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■ CPAPが苦手な方へ
■ いびきレーザー治療という選択肢
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「CPAPのマスクが苦手」
「旅行が多い」
「機械が合わなかった」

そんな方には、いびきレーザー治療という選択肢もあります。

藤沢ソーマクリニックでは、カスタムナイトレーズによるいびきレーザー治療も行っています。

もちろん、すべての方がレーザーだけで改善するわけではありません。

だからこそ当院では、

・検査
・重症度評価
・CPAP適応
・レーザー適応

を総合的に判断しています。

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■ 「以前ダメだった方」こそ、今が再検査のタイミングです
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今回の2026年6月改定によって、

「前は基準に届かなかった」

という方でも、保険適用になる可能性があります。

睡眠は、

脳・血管・心臓・仕事のパフォーマンス

すべてに関わります。

「ただのいびき」と放置せず、一度しっかり検査を受けてみませんか?