
睡眠と血糖値の関係ってあるの?
2026年10月15日 08:29
睡眠の質が悪いと血糖値が上がる?血糖値スパイクとの意外な関係
「食後に眠くなる」「しっかり寝たはずなのに朝から疲れている」そんなことはありませんか?
実は、睡眠不足や睡眠の質の低下は、血糖コントロールにも関係しています。血糖値が気になる方は、食事や運動だけでなく、毎日の睡眠にも目を向けてみましょう。
今回は、睡眠と血糖値スパイクの関係をわかりやすく解説します。
血糖値スパイクとは?
血糖値スパイクとは、食後に血糖値が急激に上昇し、その後低下する血糖変動を指す一般的な表現です。
食後に血糖値が上がること自体は正常な反応ですが、上昇が大きい場合には食後高血糖が隠れていることがあります。
血糖値の変動には、食事内容、運動習慣、インスリンの働きなどが関係します。そして、見落とされがちなのが「睡眠」です。
睡眠不足で血糖値が上がりやすくなる?
私たちの体では、インスリンというホルモンが血糖値を調節しています。
睡眠不足が続くと、インスリンが十分に働きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じる場合があります。
2024年に発表された女性を対象とした研究でも、睡眠時間を短くしたグループでインスリン感受性の低下が確認されました。
つまり、睡眠は単なる疲労回復の時間ではなく、血糖を調節する体の働きとも関係しているのです。
ただし、睡眠不足だけで血糖値スパイクが起こると決まっているわけではありません。
いびきや睡眠時無呼吸症候群にも注目
十分な時間寝ていても、睡眠の質が低下していることがあります。
その代表例が睡眠時無呼吸症候群です。
睡眠中に呼吸が繰り返し止まったり浅くなったりすると、体内の酸素が低下し、眠りが分断されます。
こうした状態は、交感神経の活性化やインスリン抵抗性と関連することが知られています。
「いびきが大きい」「朝から疲れている」「日中に強い眠気がある」という方は、睡眠時無呼吸症候群が隠れていないか確認することも大切です。
今日からできる、睡眠と血糖のセルフケア
まずは次の習慣を意識してみましょう。
① 毎日の起床時間をなるべく一定にする
② 自分に必要な睡眠時間を確保する
③ 夜遅い時間の食べ過ぎを避ける
④ 主食だけに偏らず、野菜やたんぱく質も組み合わせる
⑤ 無理のない範囲で食後に歩く
⑥ いびきや睡眠中の呼吸の異常を見過ごさない
厚生労働省は、成人では個人差を踏まえ、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することを勧めています。
睡眠だけでなく、食事や運動を組み合わせて見直すことが大切です。
よくあるご質問
Q. 食後に眠くなるのは血糖値スパイクですか?
A. 必ずしもそうではありません。食後の眠気には睡眠不足や体内時計なども関係します。眠気だけで血糖値スパイクとは判断できません。
Q. 睡眠の質を改善すれば血糖値も下がりますか?
A. 血糖調節の改善につながる可能性はありますが、効果には個人差があります。糖尿病の治療を睡眠改善だけで代替することはできません。
Q. 健康診断で血糖値が正常なら安心ですか?
A. 空腹時血糖値が正常でも、食後高血糖がみられる場合があります。気になる場合は、HbA1cや必要に応じた追加検査について医師に相談しましょう。
血糖値と睡眠、両方を見直してみませんか?
藤沢駅南口徒歩2分の藤沢ソーマクリニックでは、内科診療と睡眠外来を行っています。
血糖値やHbA1cの確認、いびき・睡眠時無呼吸症候群の相談、必要に応じた睡眠検査など、症状に合わせて診療を進めます。
「食後の眠気が気になる」「朝から疲れている」「健診で血糖値を指摘された」という方は、お気軽にご相談ください。
藤沢ソーマクリニック
内科・睡眠外来
神奈川県藤沢市/藤沢駅南口徒歩2分
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