
何をしても痛い。なにか手立ては?
2026年10月16日 19:18
内服薬もブロック注射も効かない…まだ治療法はある?
「痛み止めを飲んでも痛い」「ブロック注射を受けたのに、また痛くなる」。そんなお悩みはありませんか?
治療を続けても痛みが改善しない場合、痛みの原因や治療方法を見直すことで、別の選択肢が見つかることがあります。今回は、なかなか改善しない痛みへの向き合い方を解説します。
なぜ、薬やブロック注射が効かないのでしょうか?
痛みにはさまざまな原因があります。
・筋肉や関節などの組織から生じる痛み
・神経の損傷や病気による痛み
・痛みを感じる神経系の働きが変化して生じる痛み
これらが重なっている場合もあります。
例えば、腰痛だと思っていた症状に神経の障害が関係していたり、筋肉の緊張や睡眠不足が痛みを強めていたりすることもあります。
ブロック注射の効果が十分でない場合も、注射の対象となった部位だけが痛みの原因とは限りません。
大切なのは、治療を繰り返す前に、現在の痛みを改めて評価することです。
薬やブロック注射以外にも治療法はある?
慢性的な痛みには、次のような選択肢があります。
① 薬の種類や使い方を見直す
一般的な鎮痛薬と、神経の痛みに使用する薬では、働き方が異なります。
痛みの種類や副作用、ほかの病気との関係を確認しながら、処方を調整することがあります。
② 筋肉・筋膜へのアプローチ
筋肉の緊張や筋膜周辺の問題が関係している場合には、トリガーポイント注射や、超音波で状態を確認しながら行う治療などを検討します。
ただし、すべての慢性疼痛に有効なわけではなく、治療効果には個人差があります。
③ 運動療法・リハビリテーション
痛みが長引くと、身体を動かす機会が減り、筋力や活動量が低下することがあります。
身体の状態に合わせた運動やリハビリは、動作の改善や日常生活への復帰に役立つ場合があります。
④ 睡眠やストレスへの対応
慢性的な痛みと睡眠不足は、互いに影響することがあります。
睡眠状態や心理的負担を確認し、必要に応じて認知行動療法などを組み合わせることも治療の一つです。
これは「痛みが気のせい」という意味ではありません。
⑤ 専門的な治療や他科との連携
痛みの原因によっては、脊髄刺激療法などの専門的治療や、手術の検討が必要な場合もあります。
すべての方に適しているわけではなく、専門施設での評価が必要です。
治療の目標は「痛みゼロ」だけではありません
慢性的な痛みでは、痛みを完全になくすことが難しい場合もあります。
そのため、
・夜に眠れるようになる
・買い物や散歩に出かけられる
・仕事や家事を続けやすくなる
・薬による負担を減らす
といった、生活の質を改善する目標も大切です。
よくあるご質問
Q. ブロック注射が効かなかったら、もう受ける意味はありませんか?
A. 必ずしもそうではありません。注射の種類や対象部位によって効果は異なります。ただし、効果が乏しい場合は同じ治療を繰り返す前に再評価が必要です。
Q. 検査で異常がなくても痛みは続きますか?
A. はい。画像検査だけでは痛みの原因を十分に説明できない場合があります。症状や診察所見を含めた総合的な評価が大切です。
Q. 痛み止めはずっと飲み続けるのでしょうか?
A. 必ずしもそうではありません。効果と副作用を確認し、必要に応じて薬の変更や減量、ほかの治療との組み合わせを検討します。
痛みが続くときは、一度治療を見直してみませんか?
急に力が入らなくなった、排尿・排便の異常が現れた、発熱を伴う強い腰痛がある場合などは、早急な医療評価が必要です。
藤沢ソーマクリニックでは、痛みの経過やこれまでの治療内容を確認し、神経ブロック、トリガーポイント注射、超音波ガイド下治療などの適応を検討しています。必要に応じて、ほかの医療機関での精査や治療もご案内します。
「薬も注射も試したけれど、まだ痛い」
そんな方も、これまでの検査結果やお薬の情報をお持ちのうえ、ご相談ください。
藤沢ソーマクリニック
神奈川県藤沢市・藤沢駅南口徒歩2分
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