睡眠時間と睡眠の質
2026年03月01日 11:49

睡眠時間と睡眠の質の関係
―「長く寝れば良い」は本当?藤沢で睡眠外来を行う医師が解説―
神奈川県藤沢市の藤沢ソーマクリニックでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)や慢性不眠、いびきのご相談を多くいただきます。その中でよくある質問が、「何時間寝れば健康ですか?」「長く寝ているのに疲れが取れません」というものです。
本記事では、「睡眠時間」と「睡眠の質」の関係について、医学的エビデンスをもとに解説します。
■ 睡眠時間の目安は何時間?
成人の適正睡眠時間は、一般的に6〜8時間とされています。米国睡眠医学会などの報告では、7時間前後が心血管疾患や死亡率のリスクが最も低いとされています。
しかし重要なのは、
「何時間寝たか」よりも「どれだけ深く眠れたか」 です。
■ 睡眠の質とは何か?
睡眠の質とは、主に以下の要素で評価されます。
・入眠までの時間(寝つきの良さ)
・中途覚醒の回数
・深い睡眠(徐波睡眠)の割合
・レム睡眠とノンレム睡眠のバランス
・起床時の熟睡感
例えば、8時間ベッドにいても、
いびきや無呼吸で何度も覚醒していれば、脳は十分に休めていません。
■ 睡眠時間が長くても疲れが取れない理由
「9時間寝ているのに日中眠い」という方は、
✔ 睡眠時無呼吸症候群
✔ むずむず脚症候群
✔ 慢性疼痛による中途覚醒
✔ アルコールによる睡眠構造の乱れ
などが隠れている可能性があります。
特に**睡眠時無呼吸症候群(SAS)**では、無呼吸のたびに脳が覚醒し、深睡眠が分断されます。その結果、睡眠時間が長くても質が極端に低下します。
■ 痛みと睡眠の質の悪循環
当院はペインクリニックでもありますが、慢性的な腰痛・肩こり・神経障害性疼痛は睡眠の質を大きく低下させます。
痛み → 浅い睡眠 → 回復力低下 → 痛み増悪
という悪循環が起きるのです。
睡眠の質を改善することは、痛みのコントロールにも直結します。
■ 良い睡眠のための医学的ポイント
① 就寝・起床時刻を一定にする
② 就寝90分前の入浴(深部体温コントロール)
③ 寝酒を避ける
④ 就寝前のスマホ・ブルーライト制限
⑤ いびき・無呼吸のチェック
特に、
「家族からいびきを指摘されている」
「日中の強い眠気がある」
「血圧・糖尿病がある」
という方は、睡眠の質の低下が隠れている可能性があります。
■ 藤沢で睡眠の質を調べるには?
藤沢ソーマクリニックでは
・睡眠時無呼吸症候群の簡易検査
・CPAP治療
・いびきレーザー治療
・生活習慣指導
を行っています。
「時間」だけでなく、「質」まで評価することが大切です。
■ まとめ
✔ 睡眠時間の目安は6〜8時間
✔ 本当に重要なのは睡眠の質
✔ いびき・無呼吸は質を大きく低下させる
✔ 痛みと睡眠は密接に関係する
「長く寝ているのに疲れが取れない」
それは、体からのサインかもしれません。
藤沢で睡眠外来をお探しの方は、ぜひ藤沢ソーマクリニックへご相談ください。
良質な睡眠は、健康寿命を延ばす第一歩です。