院長ブログ

ペインクリニックのリハビリ指導!私たちも研究しています!

ペインクリニックのリハビリ指導!私たちも研究しています!

2026年09月22日 13:25

痛みをとるだけじゃない!ペインクリニックで大切な「リハビリ」とストレッチ

藤沢ソーマクリニックでは、スタッフみんなでストレッチやリハビリテーションの勉強会を行っています。

「ペインクリニックなのに、なぜストレッチ?」

と思われるかもしれません。

実は、肩こり、腰痛、五十肩などの痛みを改善していくうえでは、痛みを和らげることと、身体を少しずつ動かしていくことの両方が大切です。

痛みがあると、身体はどんどん動かしにくくなる

痛みが続くと、

「動かすと痛そうだから、なるべく動かさないようにしよう」

となりがちです。

もちろん、無理に動かしてはいけない時期や病気もあります。

一方で、必要以上に動かさない状態が続くと、筋肉がこわばったり、関節の動く範囲が狭くなったり、筋力が低下したりして、さらに身体を動かしにくくなることがあります。

痛い → 動かさない → 身体が硬くなる → さらに動かしにくい

という悪循環に入ってしまうことがあるのです。

そのため、痛みの治療では「痛みをどう減らすか」だけでなく、「どうすれば再び動けるようになるか」まで考えることが重要です。

ペインクリニックの治療とリハビリは相性がいい

ペインクリニックでは、症状や原因に応じて薬物療法、注射・神経ブロックなどを検討します。

ただし、注射をして痛みが軽くなったら、それで治療終了とは限りません。

痛みが和らいだタイミングを利用して、

  • 関節を少しずつ動かす

  • 硬くなった筋肉をストレッチする

  • 筋力を回復させる

  • 正しい身体の動かし方を身につける

といった取り組みを行うことが、機能を取り戻していくために重要です。

特に慢性腰痛については、WHOも運動プログラムなどを治療の選択肢として推奨しています。

大切なのは、「注射かリハビリか」という二者択一ではなく、必要に応じて組み合わせることです。

ストレッチは「強く伸ばせばいい」わけではありません

ストレッチというと、

「痛いくらいまで伸ばしたほうが効きそう」

と思われる方もいます。

しかし、強く伸ばせばよいとは限りません。

痛みの原因や病期によって、動かしてよい範囲や適した運動は異なります。

特に五十肩、強い腰痛、神経症状を伴う痛みなどでは、自己流で無理に動かすことで症状が悪化する場合もあります。

まず痛みの原因や状態を評価し、その方に合った運動量を考えることが大切です。

五十肩にもリハビリが重要です

五十肩(肩関節周囲炎・凍結肩)では、痛みだけでなく、

「腕が上がらない」
「背中に手を回せない」
「服を着替えるのが大変」

といった関節の動きの制限が問題になります。

近年の診療ガイドラインでも、運動療法やストレッチなどを含めた保存的治療が検討されています。

ただし、痛みが非常に強い時期と、少しずつ動きを取り戻していく時期では、リハビリの内容も変わります。

その時期の肩の状態に合わせて進めることがポイントです。

「痛みを0にする」だけではなく、「やりたいことができる身体」へ

私たちが大切にしたいのは、痛みの数字だけではありません。

「また散歩に行きたい」

「仕事中に肩や腰を気にせず過ごしたい」

「孫を抱っこしたい」

「趣味をもう一度楽しみたい」

そんな日常生活を取り戻すことも、痛みの治療の大切な目標です。

そのためには、診察や薬、注射だけではなく、ストレッチや運動、日常生活での身体の使い方まで含めて考えることが大切です。

私たちも勉強を続けています

藤沢ソーマクリニックでは、患者さんにより分かりやすく、実践しやすい方法をご案内できるよう、スタッフでストレッチやリハビリテーションについて勉強しています。

ペインクリニックは「注射をするところ」だけではありません。

痛みを和らげ、その先にある「動ける身体」を取り戻していく。

藤沢・湘南エリアで、肩こり、五十肩、腰痛などの痛みが長引いている方は、「年齢だから」「もう治らないから」と決めつけず、一度ご相談ください。

症状を確認しながら、治療だけでなく、その後の身体の動かし方まで一緒に考えていきます。

※痛みの原因や病状によって適切な運動・ストレッチは異なります。強い痛み、急激な症状の悪化、筋力低下、広がるしびれ、発熱などを伴う場合は、自己判断で運動を続けず医療機関へご相談ください。