ペインクリニックは、英語の Pain Clinic の名の通り、「痛み(ペイン)」を和らげ、治療することを専門とする診療科です。
肩こりや腰痛のような身近な痛みから、頭痛、神経痛、帯状疱疹、生理痛、手術後の痛み、リウマチやがんに伴う痛みまで、幅広く対応しています。
ペインクリニックは他科と連携し患者さんを支える存在です。各科で治療はしていても、「痛みのコントロール」ができず、苦痛からなかなか逃れられない場合があります。当院では他科と共同で痛みの改善に取り組んでいます。痛みの原因がはっきりしない場合には、まず丁寧に診察を行い、必要に応じて血液検査、レントゲン、MRIなどの検査をご提案します。当院で対応できる範囲を見極めたうえで、より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関や専門診療科へご紹介いたします。
通常の診療科は、整形外科は骨や関節、内科は内臓、耳鼻科は耳や鼻というように担当が「臓器」ごとに決まっていますが、ペインクリニックは「どこに原因があっても、とにかく痛みを減らすこと」を目的としています。つまり「痛みそのものを治療する」のです。
「痛みをコントロールしたい」場合、または治療が終了していて「痛みだけ残る」場合にも、当院にご相談ください。
※保険適用、一部自費
※医療機関からのご紹介を受け付けております。
★ブロック注射後は、一時的にしびれやふらつき、脱力感が出ることがあります。ペインクリニック受診の方は、安全のため、当日はご自身での車・バイク・自転車の運転は控え、公共交通機関または付き添いの方の送迎でご来院ください。
ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されるため作用期間が限られていることや、ステロイド注射は炎症を抑えるためには効果的ですが、長期的な使用では副作用の懸念があるために副作用の心配がないハイドロリリース注射は有用です。
2025年の画像評価を用いた研究では、incobotulinumtoxin-A注射により僧帽筋サイズが減少し、効果が6か月程度持続したと報告されています。
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12091602/
つまり、肩ボトックスは、僧帽筋の過緊張・肥大がある人には「肩こり軽減」と「美肩ライン」の両方が期待できる可能性があります。ただし、慢性肩こり全般に万能とは言えず、診察で適応を見極めることが重要です。