夜中に何度もトイレに起きてしまう夜間頻尿は、単なる「加齢のせい」ではありません。実は、睡眠の質を大きく落とす原因であり、さらにその背景には“骨盤底筋のゆるみ”が隠れていることが少なくありません。
骨盤底筋が弱くなると膀胱をしっかり支えられず、尿意が高まりやすくなるため、眠りが浅くなり、夜間に何度も目が覚めてしまいます。
当院の睡眠外来では、夜間頻尿による不眠の改善を図るうえで「骨盤底筋ケア」を重要な治療の柱として位置づけています。
当院では、骨盤底筋トレーニング専用チェアを提供し、高齢者や運動が苦手な方でも「座るだけ」で無理なく続けられる体制を整えています。