藤沢駅 徒歩2分
神奈川県藤沢市南藤沢4-16 マサキビル4階
色々な治療をしたけれど、まだ痛いあなたへ

痛みを減らす、活動範囲を増やす

ペインクリニックは「痛みの専門外来」です

ペインクリニックは、英語の Pain Clinic の名の通り、「痛み(ペイン)」を和らげ、治療することを専門とする診療科です。
肩こりや腰痛のような身近な痛みから、頭痛、神経痛、帯状疱疹、生理痛、手術後の痛み、リウマチやがんに伴う痛みまで、幅広く対応しています。

ペインクリニックは他科と連携し患者さんを支える存在です。各科で治療はしていても、「痛みのコントロール」ができず、苦痛からなかなか逃れられない場合があります。当院では他科と共同で痛みの改善に取り組んでいます。

通常の診療科は、整形外科は骨や関節、内科は内臓、耳鼻科は耳や鼻というように担当が「臓器」ごとに決まっていますが、ペインクリニックは「どこに原因があっても、とにかく痛みを減らすこと」を目的としています。つまり「痛みそのものを治療する」のです。

「痛みをコントロールしたい」場合、または治療が終了していて「痛みだけ残る」場合にも、当院にご相談ください。

※保険適用、一部自費
※医療機関からのご紹介を受け付けております。

「神経ブロック注射」

藤沢ソーマクリニックのペインクリニック
ブロック注射、と聞くと、刺すのが痛そうで怖いと感じる方も多いかもしれません。「痛みを取るために痛い」のでは、つらいですよね。そこで、当院では極めて細い針を用い、ゲートコントロール理論を応用し、患者さんの負担を最小限に抑えた、やさしく安全な治療を行っています。

神経ブロック注射は、痛みを脳へ伝える神経やその周囲に局所麻酔薬やステロイド薬を注射し、痛みの信号を一時的に遮断する方法です。単に「痛みを止める」だけでなく、炎症や神経の過敏な状態を落ち着かせ、血流を改善することで、痛みの根本改善につながる場合もあります。

腰痛や坐骨神経痛に行う「腰部硬膜外ブロック」、首や肩の痛みに効果的な「星状神経節ブロック」、顔面神経痛や頭痛に用いられる「三叉神経ブロック」など、症状に合わせた治療が可能です。繰り返し行うことで、薬だけでは良くならなかった慢性的な痛みも改善する例が多くみられます。

内服薬では改善が難しい方、リハビリを始めたいが痛みで動けない方、手術後に強い痛みが残る方、慢性痛で生活に支障を感じている方にとって、有効な選択肢のひとつです。

【事例】帯状疱疹の痛み

帯状疱疹の急性期疼痛に対する神経ブロックは、疼痛軽減および帯状疱疹後神経痛(PHN)予防に有効とされています。胸部帯状疱疹に対し硬膜外・傍脊椎ブロックを施行した研究では、疼痛スコアの有意な低下が報告されています。さらに、システマティックレビューでは約80%の試験で有効性が示され、早期介入により疼痛期間短縮とPHN発症率低下が示唆されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15372391/

【事例】四十肩、五十肩

四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)に対する神経ブロック(肩甲上神経ブロック)は、疼痛軽減と可動域改善に有効とされています。ランダム化比較試験では、関節内注射と比較して疼痛の早期軽減と可動域改善が有意に優れていたと報告されています。またメタ解析でも、3〜12週にわたり疼痛スコアおよび肩機能の有意な改善が示されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10622015/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40681086/

「トリガーポイント注射」

藤沢ソーマクリニックのペインクリニック
藤沢ソーマクリニックのペインクリニック
トリガーポイント注射とは、慢性的な痛みの原因となっている筋肉の硬いしこりに、直接薬剤を注射する治療法です。

肩こり・首こり腰痛(特に筋筋膜性腰痛)背中の痛みお尻〜太ももの痛み など

トリガーポイント注射は、痛みの悪循環を断つことを目的にしています。筋肉が緊張した状態が続くと血流が悪くなり、痛み物質がたまりやすくなります。トリガーポイント注射は、その原因部位を正確に見極めて刺激することで、筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善し、痛みを軽減する効果が期待できます。

また、トリガーポイント注射はウォッシュアウト効果と言って、局所の炎症物質を洗い流す効果や、局所の癒着を剥がす作用もあるので、麻酔薬の効果が切れた後も痛みが和らいだ状態が続くといわれています。

神経そのものをブロックする注射ではないため、比較的マイルドで、体を動かしたときの痛みや重だるさに向いているのが特徴です。薬や湿布だけでは改善しない痛みでお困りの方にとって、原因に直接アプローチできる治療の一つです。

(保険適用、一部自費)

【事例】慢性的な肩こりの痛み、コリ

慢性的な肩こりに悩む方は多く、多くの方は僧帽筋に圧痛点(トリガーポイント)を認めます。
トリガーポイント注射は、筋膜の過敏部位に直接作用し、異常な神経興奮と局所虚血を改善することで疼痛を軽減します。ランダム化比較試験でも短期的な疼痛改善効果が示されていす。 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18992040/

【事例】腰痛、コリ

腰痛に対するトリガーポイント注射は、筋筋膜性疼痛に対し有効で、疼痛軽減や可動域改善が報告されています。日本整形外科学会でも局所治療の一つとして位置付けられ、短期的な鎮痛効果のエビデンスがあります。当院でも一回に何か所か注射される方が多いです。
https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbago.html

【事例】更年期障害、肩こり

プラセンタ注射は、自律神経やホルモンバランスの調整を通じて、倦怠感や冷え、気分の不調の改善が期待されます。さらに、慢性的な痛みや肩こりの多くは筋・筋膜の緊張が関与しており、押すと強く痛む「圧痛点(トリガーポイント)」が存在します。

この圧痛点の筋膜直下に薬液を注入するのがトリガーポイント注射で、局所の血流改善や発痛物質の除去、筋緊張の緩和により痛みの軽減を図ります。プラセンタをトリガーポイントへ用いる方法は標準治療ではなく、効果には個人差がありますが、ご希望の方へは医師が相談にのります。

「筋膜リリース注射(ハイドロリリース注射)」

なかなか治らない痛みを、ピンポイントでほどく

ハイドロリリース注射は、筋膜の癒着や滑走不全に対して、生理食塩水を用いてやさしくリリースする新しいアプローチです。近年、結合組織間に生理食塩水を注入することで、痛みや可動域の改善効果があることがわかっています。

超音波(エコー)で筋膜や神経などの組織を確認しながら、目的の箇所にピンポイントで薬液を注射することで、筋膜や神経のくっついたところを剥離し、筋肉や神経の動きを良くします。神経の癒着が剥がせると、痛みやしびれなどの神経症状の改善に期待できます。

薬剤に頼らず、ピンポイントで原因へアプローチできるため、副作用が少なく、即時的な軽減を実感される方も多くいらっしゃいます。デスクワークやスマートフォンによる首・肩のこわばり、長引く腰痛、動かしづらさに対して、短時間で施術が可能です。


ヒアルロン酸はいずれ体内に吸収されるため作用期間が限られていることや、ステロイド注射は炎症を抑えるためには効果的ですが、長期的な使用では副作用の懸念があるために副作用の心配がないハイドロリリース注射は有用です。


(自費)

【事例】五十肩

五十肩(肩関節周囲炎)に対するハイドロリリースは、肩の周囲の癒着した筋膜や腱・神経周囲に生理食塩水を注入し、滑走性を改善することで疼痛軽減と可動域改善を図る治療です。何度か行うことが望ましく、副作用の心配がないハイドロリリース注射が人気になっています。
近年の報告では、短期的な疼痛改善や機能回復が示唆されていますが、長期効果や標準化された手技に関する高品質エビデンスはまだ十分とはいえません。補助的治療としてリハビリとの併用が推奨されます。https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.15106/j_seikei71_414

「関節腔内注射」

炎症を抑制、関節内の潤滑性を高める

関節の痛みで、歩く・立つ・階段の昇り降りがつらくなっていませんか。関節腔内注射は、炎症や摩耗による痛みの原因に直接アプローチし、関節内の環境を整える治療です。

関節腔内注射は、ヒアルロン酸などを関節内に注入することで、滑らかな動きをサポートし、負担を軽減します。

「もう治療法がないから」「もう年だから」とあきらめる前に、まずは一度ご相談ください。痛みを軽減し、整形外科と連携しリハビリテーションをすすめ、あなたの“動ける日常”を取り戻すお手伝いをいたします。

(保険適用、一部自費)

【事例】五十肩

五十肩(肩関節周囲炎)に対する関節腔内注射は、特にステロイド注射により炎症を抑え、疼痛軽減と可動域改善に有効とされています。メタ解析では発症早期において他治療より優れた短期効果が報告され、理学療法との併用が推奨されます。一方で長期的効果は限定的とされています。https://www.medicalonline.jp/review/detail?id=4169

「内服薬処方」

藤沢ソーマクリニックのペインクリニック
ペインクリニックにおける内服処方は、単なる鎮痛薬の投与ではなく、痛みの原因と性質を見極めたうえで行う“個別化された疼痛管理”です。急性痛と慢性痛、神経障害性疼痛や筋・筋膜性疼痛など、痛みの種類に応じて適切な薬剤を選択し、必要に応じて複数の薬を組み合わせて効果を高めます。

内服薬には、消炎鎮痛薬、神経障害性疼痛治療薬、筋弛緩薬などがあり、症状や体質に応じて漢方薬を併用することもあります。漢方は冷えや血流、体力バランスに着目し、西洋医学的治療を補完する役割を担います。

また、薬の効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えるためには、適切な内服方法が重要です。服用時間や用量の調整、眠気などの副作用への配慮を行いながら、日常生活に支障が出ないようコントロールします。

さらに、痛みの改善には生活習慣の見直しも不可欠です。姿勢、睡眠、運動、ストレス管理などを含めた包括的なアプローチを行います。麻酔科専門医として、神経ブロックや注射治療と内服療法を組み合わせ、患者一人ひとりのQOL向上を目指した治療を提供します。

医療機関からのご紹介にも誠心誠意対応します。

当院は、地域の医療機関との連携を大切にしています。

整形外科・内科・皮膚科・外科など、各分野の先生方から「痛みのコントロールをお願いしたい」とご紹介いただくケースは少なくありません。また、施設やご家庭で「呼吸器管理」をしている患者様のケアをされている医療機関からのご相談、セカンドオピニオンも受け付けております。

紹介元の医療機関には診療内容や経過を速やかにご報告し、連携を密に保つことで、患者さまに安心して治療を受けていただけるよう努めております。

藤沢ソーマクリニック 
ペインクリニックよくある質問

  • Q
    ペインクリニックとはなんですか?だれでもかかれるのですか?
    A
    はい、受診いただけます。
    ペインクリニックは、痛みを専門的に診る診療科です。 腰痛・肩こり・首の痛み・神経痛・頭痛・関節痛・手術後の痛みなど、原因がはっきりしない痛みや、長引く痛みも対象になります。
    ご紹介状がなくても受診可能です。
  • Q
    整形外科に主治医がいます。主治医にだまって受診しても大丈夫でしょうか?
    A
    はい、問題ありません。
    整形外科・内科などの主治医と並行して受診される方も多くいらっしゃいます。 当院では、画像検査や診断内容をふまえ、治療の補完や痛みのコントロールを目的に診療を行います。 必要に応じて、主治医の先生と情報共有することも可能です。
  • Q
    痛みをとるために、痛い注射をするのは嫌です。なんとかなりませんか?
    A
    必ずしも注射を行うわけではありません。 痛みの原因や状態に応じて、
    内服薬
    貼り薬・外用薬
    物理療法
    生活指導
    リハビリ的アプローチ など、
    注射以外の方法も含めて治療を提案します。
    注射が必要な場合でも、できるだけ痛みや不安が少なくなるよう配慮し、十分に説明したうえで行います。
  • Q
    すべてのペインクリニック治療は保険診療でできるのでしょうか?
    A
    基本的な診察・検査・治療の多くは保険診療で対応可能です。 ただし、症状や治療内容によっては、一部自費診療をご提案する場合があります。 その際は、事前に内容・費用をしっかりご説明し、ご納得いただいた上で選択していただきます。
  • Q
    小児でも受診できますか?高齢でも受診できますか?
    A
    お子様の場合は、まずはお話をうかがい、経過観察や生活面のアドバイスのみとすることもあります。 必要に応じて、適切な専門診療科をご案内します。

    ご高齢の方も多く受診されています。 お身体の状態やお薬の飲み合わせに配慮しながら、安全性を重視した治療を行います。 ご家族の付き添いも可能です。
  • Q
    初診ではどんなことをしますか?
    A
    初診では、 痛みの経過や生活状況の聞き取り、身体診察、必要に応じた検査を行い、痛みの原因と治療方針を一緒に整理します。
    「いきなり強い治療をされるのでは?」と不安な方も、まずは相談だけでも大丈夫です。
  • Q
    痛みはかならずとれるものでしょうか?
    A
    すべての痛みが完全にゼロになるとは限りませんが、 「楽になった」「生活しやすくなった」「眠れるようになった」 と感じていただけることを目標に、相談しながら治療を行います。
  • Q
    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
    A
    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。